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2006/04/29

[評]Web写真界隈その4

ポスト @ 12:28:50 | 想綴

BGM:ANDROMEDA - Sota Fujimori(beatmaniaIIDX 11 RED)
YUUです。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/webphoto/2006/04/27/3699.html

Web写真界隈 第4回 滝口浩史
「『狭間』という写真はひとつの使命を終えたとはいえるけど、
でも撮り続けるしかない、と思っています」

最初の写真を見る。
それは2枚組の、病床にあるという恋人の母と恋人の写真。

涙が自分の頬を伝い落ちた。

こらえきれない。何と悲壮なことか、悲愴なことか?
左の表情は悲しい、確信に近い別れの、決して消えることのない哀しみ。
右の表情は感謝。自分を育ててくれた母親への感謝が表情に見える。

この写真は2枚組だからこそ、
二つを一つの作品として捉えたからこそ、
この悲しみと感謝の気持ちを、見ているものへ伝える、
少なくとも私に対して伝えたのだと思う。

そこには、人々が持つ、死と生に対する観点が照らし出されるという。

この写真が撮られた2日後に、この母親は世を去り、
この写真を撮った、被写体である恋人の彼は写真家となった。

センチメンタリズムはここまでにして、この記事を評したいと思う。

過去を排し、変化し続けるという彼の、Web写真に対する姿勢は
自分とは違うものであるが、また違った視点を感じることができ
こういったWeb写真の扱い方があるんだと感心させられた。
自分は、鉄道サイトにおいては資料性があり、その影響からか、
Web写真は蓄積され、記録され遺されるものと思っている。
その姿勢は当面の間、変わることはないと思う。

それだけに、この変化を求め続ける彼が、うらやましい。
「狭間」を超え、飛躍する彼を、ぜひ見てみたいと思っている。

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