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高崎機関区 一般公開レポート 2004年12月11日(土)

・始めに


この撮影は、2004年12月11日に行われました。
高崎機関区での機関車の一般公開のイベントに急きょ参加することににしました。
主に電気機関車の撮影となります。
なお、高崎機関区内の写真は、レイアウトを考え、
画像配置と撮影時間が前後しているものもありますので、ご了承下さいませ。

・旅行記
(写真はクリックすると640x480pixel で表示されます)

三島 5:00 - 5:14 熱海
東海道本線 1420M

前日は0時に眠りに入ったが、遠足の日の前の子供のごとく、
寝付けずに断眠を繰り返して、4時起きするも、睡眠時間は大体2時間(苦笑)
眠い体を引きずり、三島駅に向かって自転車をとばす。

三島駅のみどりの窓口は、いま開きだそうとするころで、
駅員さんを急かすような形になってしまったが、熱海−東京の
自由席グリーン券を購入。ホリデー料金で¥750なり。

今季から、青春18きっぷで自由席グリーン車に乗車できるようになったのは
長距離の移動を、東海道本線で繰り返す自分にとって、大きなアドバンテージだと思った。
ホームに上がると4:50頃、急行銀河の東京行きは、どうやら定時で三島駅を通過のもよう。
5:00発の沼津発熱海行きへと乗車、どうせならこの便も東京直通にしてほしかった・・・・。
車内で軽く食事をとりながら、熱海へと到着、ここから東京行きへと乗り換える。


熱海 5:19 - 7:18 東京
東海道本線 728M(グリーン車乗車)

隣の山側のホーム、4番線へと乗り換えて、113系の東京行きへと乗車する。
列車に乗るときは、進行方向右側の、一番手前の席になるべく座るようにしている。
列車のすれ違いがわかり、車内の見渡しがよく、
乗客の動きや車内の込み具合がわかりやすいからだ。
今回は、2階建てグリーン車の2階席に乗車した。
熱海を出発。この時点では自分の乗っている車両は自分のみ。
鉄道ダイヤ情報誌に載っていたのを思い出し、青春18きっぷとグリーン券を
前の席のヘッドクロスに差し込んで、めがねを外して眠りにつこうとする。
小田原を過ぎて、数人乗ってくる。
全区間、通して眠るつもりだったが、興奮覚めやらずで、寝たり起きたりを繰り返す。
きっぷは、自分が寝ている間に検札をしてくれていたようで、窓際のふちに置いてあった。
平塚に差し掛かると、日が出てくる。紅い空と蒼い空のコントラストが美しい。
携帯電話のアラームを設定しておき、まぶたを閉じるが、ろくに眠れなかった。

札が?!
熱海出発前に撮影。札が?!
夜明けの到来
夜明けの始まりと、反射する光が
グリーン車を映します。(6:12 平塚付近)

列車は新橋を過ぎ、東京へと入っていく。
乗り換え時間がわずかなため、荷物をまとめて席を立ち、デッキに立っておく。
外を眺めれば、新幹線が遠き旅路の始まりにすれ違う。
京浜東北線・山手線がせわしなく走っていく。
そんな中を、7番線に到着する。一斉に乗客がホームへと出てゆく。


東京 7:20 - 7:27 上野
京浜東北線 612C

早歩きで京浜東北線北行へと乗り換える。
ここで、待ち合わせが可能であれば、特急きりしまさんと、
車内で待ち合わせる予定だったが、会えなかったもよう。
列車は数分で、上野駅へと到着。

待ち合わせ場所である、中央改札付近へと、複雑な構造の上野駅を足早に急ぐ。
近づくと、見知った二人の影が。よっしーさんと、ハチコーさんだった。
遅れて、特急きりしまさんともここで待ち合わせることができ、
早速高崎行きの列車に乗ることにする。
席を確保して、駅コンビニNEWDAYSで朝の追加食料を買う。

高崎行き方向幕
上野出発前に撮影。(7:35 上野)
出発を待つ
出発を待つ211系と、向こうのホームにはE231系が。(7:37 上野)


上野 7:41 - 9:40 高崎
高崎線 837M

上野を出発した高崎行きは、独特の、
ポイントジョイント音を響かせて一路高崎へと疾走していく。
車内は自分のほかに、数名が高崎機関区へ行く人らしき空気をまとっていた。
話す相手がいると、時間がたつのも早くて、楽しい。
大宮を過ぎると、いよいよ立ち客が出始め、同業者の人たちの数はぐっと増してくる。
熊谷を発車した時点で、車内はよりいっそう、鉄の色が濃くなった(苦笑)

そして列車は終点である高崎へと到着。
一斉に、ホームへ飛び出していく人たちは、9割が高崎機関区へ行く人たちの下車だった・・・。

(うあ、終わってる・・・)
仰天したものである。

  高崎機関区へと向かう

高崎駅を降車し、人の流れについていくようにして、高崎機関区を目指す。
歩いている道のりは線路に沿うようになっており、途中、本線をE231系や211系が通過していくさまや、
キハ110系が入換を行う様子を目の当たりにすることができた。
やがて、一行は高崎機関区へ到着、どうやら行列は貨物カレンダーを買い求める人たちの列のよう。
売り場を抜けて、歩いていくと、まず目に入ったのはブルーサンダーEH200-3だった。
休憩室である、旧型客車がつながっていた(苦笑)

入り口銘板
入り口の銘板。
ブルサンのお出迎え
機関車の展示されている入り口には
ブルーサンダー、EH200-3が旧式客車をつなげている姿が。(9:52)

ここでは、当サイトが参加している、撮影地などの、ゴミを捨てず拾うといった活動を
推進している、530(ゴミゼロ)倶楽部の、530Clubさんとお会いすることができた。
ココからは一緒に撮影をすることとなった。実に良い機会に恵まれた。
さらに奥へと進んでいく。一線はさんだ隣から、EF64 1039(国鉄色)・EF64 1015(更新色)、
さらに一線はさんで、EF64 1001(ぶどう2号色)・EF64 1007(新更新色)と、
EF64の共演だった。自分はEF64に魅力を感じるので、とても嬉しかった(^^)

EF64 1000番台達
奥からEF64 1039(原色)・EF64 1015(貨物色)
EF64 1001(ぶどう色)・EF64 1007(新貨物色)(9:57)
横並びの美しさ
横並びの前面に、映えるガラスの反射と
前照灯のひさしが美しい。(9:58)
空を見上げて
EF64 1007とEF64 1001が肩を並べる。(11:04)
雲が美しい
日は暖かく、青い空に雲が引き立ちました。(11:04)
空の映え。
明暗差が激しいですが、EF64 1001の力強さが。(11:08)
EF64 1001前面
EF64 1001の前面(11:04)
大好き64-1000
地元ではふだん見られない機関車なので
いつか、腰を据えて撮ってみたいと思います(11:03)
当日の車両配置図
当日の車両配置図です。
(クリックしても拡大しません)

途中、RailStarさんとの待ち合わせに成功し、続いて進んでいくと、
今度はEF65の並び、EF65 86、EF65 1038、EF65 1101が並んでいた。

EF65 86
EF65 86、仮面を付けたみたいに見えます(笑)(10:05)
EF65たち
奥からEF65 1101・EF65 1038・EF65 86。(10:05)

そして、その奥には今回の目的の要であるEF65 535、EF65 501、EF65 539、EF65 541がズラッと顔をそろえて
雄々しくもヘッドマークを装備し、その美しい特急P形の雄姿を、鉄道ファンたちに披露していた。
EF65 P型の並びは、数千人と思える盛大な鉄道ファンのかたまりとなって、撮影は困難であったが、
殺伐とした雰囲気は無く、順番を待ちつつ撮影に成功した。

ため息の出る4台並び
奥からEF65 541(引退)・EF65 539(引退)
EF65 501・EF65 535。(10:20)
半逆光覚悟
半逆光覚悟の上です。(10:34)
EF65 535
EF65 535。(10:56)
EF65 501
EF65 501。(10:51)
EF65 539
EF65 539。(10:45)
EF65 541
EF65 541。(10:39)
晴れ姿
存続するも、今後の行方に注目です。
最後の花道
あさかぜのヘッドマークを付け
最後の花道を飾るEF65 541。(10:34)
入り口銘板
最終全検を出場。さて、いつまで走り続けるか?(10:09)
ブルサンのお出迎え
EF65 539は「富士」、EF65 501は「はやぶさ」の円形ヘッドマーク付き。(10:36)

そして、高崎機関区に止まっていた、やすらぎ色のEF60 19や、
準鉄道記念物として誉れ高い「ムーミン」こと、EF55 1なども撮影することができ、
しばし参加者を交えて、歓談することができた(^^)

おやすみ
DD51 895が静かに休んでいました。
ブルサンのお出迎え
ムーミンこと、EF55 1。
後面は初めて見ました。(11:20)
EF60 19
奥利根牽引などでも活躍しているEF60 19。(11:18)
現役の出番待ち
本線側にはEF65の貨物色が。(10:24)

そして、午後に高崎機関区へ戻って撮影するかは未定ではあるが、とりあえず昼食をとるということで
高崎機関区を出るところで、貨物カレンダーの発売が未だ続いており、行列は少なくなっていた・・・・・(^^;)
参加者一同の中、希望者はカレンダーをらくらく入手することに成功した(笑)

ターンテーブルとも言う
転車台。(11:51)
車掌車
高崎機関区の入り口近くに、朽ち果てていた車掌車。(11:59)

一同は、高崎駅周辺に向けて、移動をする。
線路をくぐり、西口へ向けて歩いていくと、途中に上信電鉄の本社があり、
「サファリ列車2004号」というシマウマ模様のイベント列車の
受付をしているところに、上信電鉄の機関車が止まっていた!
撮影を済ませて、西口で食べ物屋を物色した一同は結局マクドナルドで昼食をとることにした。

どのへんがサファリ?
確かにシマシマしてる・・・・。
私鉄カマ
「デキ3」だそうです。(12:20)
上信電鉄
隠れていますが「デキ1」です。
駅名
西口の駅名看板。(12:24)

詳しい内容は省かせていただくが、530Clubさんを交え、いろいろな話をすることができた。
一同は、この後、井野で115系を狙うことにし、午後の高崎機関区での撮影を省くことにした。
530Clubさんは、この後八高線へ乗りに行くことになり、高崎で別れることとなった。

高崎 13:14 - 13:20 井野
高崎線 643M

井野へは、両毛線乗り入れの107系に乗って向かうことになる。
足回り、その他が165系のものを使っているので、乗り心地は良いとのハチコー氏の弁。
最近新設された、高崎問屋町駅を過ぎ、6分ほどで井野へ到着。

井野駅標
井野駅。”高崎問屋町”の表示も目新しく。(13:40)

井野は午後の上り順光が素晴らしく、対向式ホームのため非常に駅撮りがしやすかった。
列車本数も少ないと思いきや、両毛線の高崎行きなどがあるようで、思ったよりは多く感じた。
編成両数が変動することもあり、画面いっぱいに列車を入れようとすると、
撮影に苦労することもあったが、見通しが比較的良く、慣れてくると両数が把握できて、
何とか撮影に成功することができた。

この日の吹きさらす風は強く、日の光は暖かいのに風でこごえるという状態を、
なんとか建物の影でやり過ごしつつ、撮影を続けた(笑)

107系
両毛線用107系は100番台。(14:15)
ブルサンのお出迎え
首都圏では稀少となった湘南色115系!(14:25)

井野 14:35 - 14:42 高崎
高崎線 742M

高崎駅にて
大前幕
乗ってきた折り返しは、大前行きとなりました。(14:43)
キハ110
八高線が今か今かと出発を待っていました。
車内は混雑していたようです。(14:48)

井野には一時間ほど滞在し、それぞれ115系を撮り収めて、高崎へ戻る。
高崎からはE231系に乗って赤羽と尾久でそれぞれ別れた。
2週間後のオフ会が楽しみである。

尾久駅にて
尾久駅に止まっていたマニ50 2130。(17:01)

この後は、上野まで乗りとおして乗り換えて東京へ行き、
帰りはグリーン車に乗って、三島まで乗り通した。

東京駅にて
東京駅のグリーン券売機。(19:55)

− 完 −


協力:

  • 530Clubさん・よっしーさん・ハチコーさん・RailStarさん・特急きりしまさん(現:MLきりしまさん)
    突然の参加になりましたが、ご同行できて嬉しかったです。
    この日は、ありがとうございました。
05/1/12 第1版

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