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原−片浜間 レール下ろし作業 取材レポート
2005年7月7日(木)
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・始めに


このレポートは、2005年7月7日深夜に原−片浜間で行われた
ロングレールの下ろし作業を取材したものです。

内容は、極力理解しやすいよう書いているつもりですが、
いかんせん、作者自身がそう詳しくはなく、撮ったものを見た印象で
レポートを書いてますので、その辺りはご了承下さいませ。
同時に文章の正確性を保証するものではないことを、私からの免責と代えさせていただきます。
何か、間違いや分からない所などありましたらメール等でお知らせいただけると幸いです。
(>メールフォーム

(写真はクリックすると、横絵600x400pixel、縦絵400x600pixel で表示されます)

原駅近くへ自転車で向かう

まめたさんにいただいた情報を元に、カメラのバッテリを途中まで充電して
食事を取って、したくを進めるが、途中うたたねしてしまい、出発は0時頃。
互いの予想では0時〜2時頃に行われると話していたため、
(ちょっと出遅れたかな・・・)と思いつつも、自転車をこぎ、目的地へと向かう。
沼津を過ぎ、コンビニでスポーツドリンクを買って、一息継ぎながら、ひたすら夜の道をひた走る。

左手に松の原が続き、右手に目印の建物が見え、
出発からして45分ほど経って、目的地へと到着、道の入り口には監視の人が立っていた。
原駅東側の踏切へ到着すると、線路に明かりがまぶしく見え、
そこにはEF64 2が作業の開始とともに、
沼津方向へ歩くほどのスピードでゆるやかにこっちにやってきていた。

すかさず、私は三脚を取り出し、カメラを取り付けて、構える。
三脚の高さが足りず、線路脇のフェンスを越えられない。
また、三脚が固定できる位置はなかったため、足をたたんで一脚代わりに使う。
これだけでも結構固定できる度合いは違う。
撮影設定は覚悟を決めていた。
最高拡張感度の ISO3200 で一脚補助撮影を行うことにする。

ロングレールチキ
原駅から、ゆっくりと動き出す。(0:54)

ロングレールをのせた、チキ貨車は今回13両の編成。
最後尾からは、貨車から引き出されたレールが見え、
最後尾のチキ貨車に立つ係員と、運転士との無線の交信で
一定距離進むごとに、レールが途切れ、ストップがかかり、
そのたびに、10数人の作業員によって、ゆっくりとレールは地面へと下ろされていく。

そろそろと歩き出すカマ
ゆっくりと。(0:56)
ISO3200 F5.6 1/4sec 43mm

光の列
真夜中の下、まぶしいばかりの光が線路を照らします(0:57)
見守る人たち
チキ貨車の上に立つ作業員達が
作業の行方を見守ります(1:00)

下ろし作業
「ストップ」の声が運転士にかかり、
一旦停止して下ろす準備です(1:04)

レール一区切り
長いレールの一区切り。
慎重に下ろし作業が行われます(1:06)

最後尾
最後尾の作業員の方は忙しそうです。
レールの下ろし・無線交信・状況把握、
作業の行方を見守ります(1:07)

光景
貨車の上の人、レールを下ろす人、
見守る人、踏切を監視する人
多くの人が組み合わさって作業します(1:08)

一脚として立てた三脚では高さが足りない場合は、
三脚を曲げて、脇の下に抱えて固定して撮る。
尊敬する方の書かれた、鉄道撮影の教本が、ここになって生かされていく。

今回の工事予告
これによって、今回の撮影はもたらされた(1:11)

やがて、作業のため、鳴り続いていた踏切は、
チキ貨車の最後尾が、東の向こうへ行ったとともに、
鳴りやんで、通行できるようになった。
自分は、踏切の監視員に了解を取り、向こう側へ行き、後追いを撮影する。

列車は上り方向へ移動していく。
まだ撮れる機会はある、と直感で考え、
レンズ・カメラをバッグにしまい、自転車でさらに東へと戻るように移動する。
ここであろう、と予測を付け、踏切へ近づいていくと・・・
目の前に、微動だにせず、EF64 2は止まっていた。

三脚を立て、10〜15分間隔であろうか、ひっきりなしにやってくる
貨物列車をぬうようにして、工事臨時列車の姿をおさめることにする。

しばらくの休息
運転士がカマから降り、休憩中です(1:28)
眩しさ
カマの次位に連結されている
チキ貨車、チキ5701です(1:31)

カマを照らす
チキの作業ライトが
EF64 2を照らし出します(1:34)

待つ
下ろし作業の終了を待っています(1:37)
13両の光の列
ロングレールチキ貨車たる、
編成の長さです(1:39)

モニター
チキ5701の真ん中に付いていた、
作業用モニタのようです
最後尾が照らし出されている模様(1:43)

そして、1時45分頃、ロングレールチキ貨車を引く、
工事臨時列車が沼津へ向けて発車していく。

後追いも光る
折り返すために、沼津に向けて
発車していきました(1:45)


沼津駅

EF64 2は、沼津駅で折り返すとのこと、
原駅で待ち受けるのは、家へ帰る都合上大変かなと思い、
運が良ければ、沼津駅で撮影できるかな、と
自転車を沼津駅へと向かわせる。

沼津駅へ近づくと、下り2番線に向かって、
上り方に付いていたEF64 2が機回しして、下り方へ連結に向かう姿が。
とっさに三脚を出して撮るが・・・・セッティングが間に合わず、
掲載される画像は、RAW編集の時点で露光を1EV上げることに(苦笑)

やってもうた
これ以上明るくしたり
増感すると画像が荒れます_| ̄|○ (2:18)

やがて、EF64 2は、チキ貨車と連結し、出発を待ち始める。
私は、7月で新しくなった、駐輪場に自転車を止めて、
入場券で撮影を試みることにした。
ムーンライトながらの上りが2:59に沼津を出るから、入場は可能と判断した。

沼津駅へと着き、入場券を買うと、
ながら待ちの人だろうか、数人が改札で待っていた。
なにを待っているのだろうかと、疑問に思い改札を見ると
「2:00〜2:40は改札を閉めさせていただきます」と・・・・_| ̄|○
早く撮りに行きたいという、はやる気持ちをおさえて、10分ほど入場を待つと
自動改札は閉じたまま、改札横の有人窓口が開き、入場開始となった。

入場券を係員に見せると「北口へは抜けられませんが」と言われるが、そこは
係員に「工事臨時列車とながらの撮影です」と言う。
係員は合点した様子。さっそく駅ホームへと向かう。

長い長い
長々と並ぶ、ライトの枠 (2:47)

ムーンライトながらの上りが沼津駅へと到着、5番線へ向かい
引き続いて、バルブ撮影を行う。
ながら車内は1〜3号車を除いて、ほぼガラガラだった。
青春18きっぷのシーズンでないとき、そして平日ではこんなものであろう。

似たもの同士
編成が入らなかったので
313系3000番台を入れました(2:52)

そして、パンタが上がっているながらも
電動機は休みに入っているEF64 2を撮る。
そして、車番を記録し、返しとしての出発を待つ。

車番は以下の通り。
EF64 2 +
チキ5701 + チキ5717 + チキ5804 + チキ5521 + チキ5514 +
チキ5517 + チキ5806 + チキ5536 + チキ5608 + チキ5511 +
チキ5613 + チキ5702 + チキ5716

途中、用意が間に合わず、SRC(スーパーレールカーゴ)を
撮り損ねるが、走行中なので、無理に狙わなくても良かったかもしれないと
自分に言い聞かせて、工事臨時列車の発車を待つ。

そして、運転士が乗り込み、工事臨時列車は、
急速に空が明るくなっていく中、4時に発車していった。

似たもの同士
自分のカメラが入りました(苦笑)(3:01)
ローアングル
三脚のローアングル機能を使い
下から広角一杯であおってみました(3:07)

後追い
チキ貨車、13両編成の
最後尾はチキ5716でした(3:23)

発車を待つ
右上の薄緑色の機械は
発電機のようです(3:28)

上り貨物を右に見る
EF64 2の側面が光に照らされます
欲を言えば、側面全部が光る絵を
撮りたかったです(3:36)

のこしたもの
ISO100 F10 30sec 28mm でしたが、
最後尾までは撮れなかった(苦笑)(3:59)

−完−

協力:

  • まめたさん
    レール下ろし作業の情報を教えていただき、
    おかげで、有意義な撮影となりました。ありがとうございます。
05/07/07 第1版

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