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大月・相模湖・国府津 峠越え撮影記
2006年4月26日(水)
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・始めに


このレポートは、2006年4月26日に、中央本線での撮影、
国府津での103系・113系の廃車回送の撮影を主とした撮影記です。

内容は、極力理解しやすいよう書いているつもりですが、
いかんせん、作者自身がそう詳しくはなく、撮ったものを見た印象で
レポートを書いてますので、その辺りはご了承下さいませ。
同時に文章の正確性を保証するものではないことを、私からの免責と代えさせていただきます。
何か、間違いや分からない所などありましたらメール等でお知らせいただけると幸いです。
(>メールフォーム

(写真はクリックすると、横絵600x400pixel、縦絵400x600pixel で表示されます)

深夜行
夜中に出発、大月を目指すことに。

AM1:00前、自宅を出発。
国道1号線、国道414号沼津インター線経由で国道246号線へ。
御殿場まで行き、ここから国道139号線で富士吉田方向へ。
急坂、カーブを走行し、籠坂峠(かごさかとうげ)を超えて、AM2:00頃に山中湖通過。
途中、富士吉田の入り口を過ぎて、ライトの並ぶ街道を撮影。
標高の高い場所へ移動したせいか、気温も0度前後と非常に寒い。

光のアーチ
大鳥居を抜け、光の列が立ち並ぶ(2:36)

AM3:00頃、富士急行沿線を寄り道。
ときおり、駅近くに停車しては三脚を立てて夜景を駅とからめてみる。


三ッ峠(みつとうげ)駅。
倒れた自転車と煌々と光るホームの寂寥感(3:24)


東桂(ひがしかつら)駅。
光が照らし出すポイントの妙味。(3:37)


大月駅。
フジサン特急が止まっていた(3:57)


朝光の中
撮影地に到着。仮眠して撮影開始。

AM4:00頃撮影予定地、大月−初狩(はつかり)間に到着。
一旦、コンビニへ移動して食料を購入して食事。
その後30分ほど仮眠。

上りは良し
この上りアングルは良いが、
下りはインカーブで微妙・・・・(4:55)

しかし、停車した地点が下り列車を撮るのには
思ったとおりのアングルでなかったため、
クルマから折りたたみ自転車を出して、周囲を走り、撮影地を探す。
行ったり、戻ったりして寒さに凍えると、調べ、意図したとおりの撮影地を発見。
車の駐車も支障なくできるポイントだったため、自転車をクルマに戻して
発見した地点へ移動する。

到達
ようやく、たどり着いた。
求めていた地点(5:14)

一旦エンジンをかけて車内を暖めておき、
暖かくしてエンジンを停止。毛布にくるまり、AM5:00頃仮眠開始。
AM7:00頃、携帯のアラームにて起床。撮影を開始。
ずいぶんと空が明るくなってきた。

7:27、下り普通が通過していく。シャッターを切るが、露出オーバー。
どうやら、朝5時の時点で露出を合わせていたようだ。

撮影設定を調整して、今度は上りのかいじを正面縦絵で撮る。

迫る
AIサーボに助けられた。
惜しむらくはLEDの写り(7:42)

追う
せっかくなので後追いも撮影(7:42)

つづいて、下りスーパーあずさ1号を撮影。

美
下り正面は長い編成だと全部は収まらない
カーブと、編成の傾きが美しい(8:01)

追う
後追いは順光の上に編成が収まる
ただ、少し遠い(8:01)

道ばたに咲いていたタンポポを撮って、下り列車を待つ。

開花の始まり
花開きはじめたタンポポ(8:09)

西方に見える信号機が青を差せば、下り列車がやってくる。
ようやく、本日初の貨物列車が近づいてきた。
興奮が高まり、シャッターにかかる指が緊張する。

美
2081列車。先頭はEF64 59・次位はEF64 62(8:14)
ずらっと
総勢石油タンク車17両(8:15)

無事撮影完了。淡々と撮影をこなす。
ジワジワとわいてくる満足感。
次はもう少しだけズームを効かせて下り普通を撮ってみる。

115系信州色C13編成
バランス良く撮れた(8:23)

下り列車は若干逆光気味だが、ふだんの撮影ほど逆光はあまり気にはならない。
普段の3363列車での逆光に対する苦労がここに来て生きてくるとは思わなかった。
次は千葉からやってきた、あずさ3号を撮影。

高速バスとの戦い
編成の長さが、特急輸送の重要性を物語る(8:37)
先読みの置きピン
後追いは一歩間違えればピンを外しやすい。
細心の注意を払い撮影(8:37)

高速バスとの競争が熾烈な中央本線は、
30分ごとに特急列車が来るので撮っていて飽きない。
その間に走る普通列車、貨物列車が撮影に華を添えていく。
これはハマりそうである。

遠方の信号が青になり、接近してきたのはブルーサンダーEH200(゚∀゚)
久々の撮影に胸が高鳴る。その中EH200はなだれ込んできた。

感動
5481列車。牽引機はEH200-5だった(8:45)
緑・黒を交える
こちらも石油タンク車17両(8:15)

破綻無くブルーサンダーを撮ることができ満足感を覚える。
車を走らせ、ここまで来て良かったと改めて思う。
次は115系信州色だったので、下り列車に対して、
レンズの最大望遠320mm相当で撮ってみることにする。

113系信州色C1編成
前回撮影の115系と、行先幕の地の色が違う(8:54)

続いて、上り普通列車は115系スカ色でやってきたので
正面縦絵で撮影する。

スカ色のM12編成
運転士は何を見ていたのだろう(8:55)
独特の空気
側面絵って走行感があって
結構好きだったりします(8:55)

続いて、やってきたスーパーあずさ5号。
こちらも、最大望遠でとらえてみた。

LEDヘッドマークGET
先ほどののE257系の時はうまくLEDが
写らなかったが今回は写った
同じシャッター速度だった
車両による波長の違いだろうか(9:06)

ふと道端のタンポポを見ると、朝8時の時から花開いているのが見て取れた。
そのタンポポを撮っていると・・・・。

時間の経過
少しずつ花開くタンポポ(9:09)

いきなりEF64の原色がレール輸送車をひいてやってきた!
突然のことに対応しきれず、正面撮りは不可能、仕方なく後追いを必死に狙う。

やむなき結果
EF64 41に行かれた_| ̄|○ (9:09)

非常に後悔が強かったが仕方ない。
気持ちを切り替えて撮影に集中しようと思う。
貨物を撮るという目的は順調に達成できているから。
時刻表でも、貨物時刻表でも予測できない展開であるので、
仕方ないという前向きな妥協だった。

113系信州色C9編成
これで正面縦絵はほぼ揃った(9:22)

続いて、レンズを広角18-55mmに変えて、広角撮影をしてみる。
やってきた下り列車は115系信州色。良いタイミングになるよう、
気合いを入れ、獲物を狙う虎のごとく、瞬間を待つ。
無事撮ることができ、続いて上りスーパーあずさ6号を撮影。

広角全開
絶好の広角。
ISO200 F3.5 1/1600sec 29mm(9:32)

ど迫力
タイミングが早かった。
ISO200 F3.5 1/1600sec 29mm(9:37)

間にあずさの撮影を挟んで再び広角撮影。
今度は上りの115系スカ色を撮る。

113系スカ色M10編成
M10編成(9:46)

そして待つこと約3分、2083列車がやってきた。
お気に入りのEF64 1000番台!

EF64 1006
EF64 1006。原色でも貨物色でもどっちも大好き!(9:50)
コンテナが続く
コンテナをひいて走っていった(9:51)

結果、下り貨物3本、115系信州色7本、115系スカ色3本、
E257系4本、E351系4本を撮影。
途中、EF64原色牽引の工臨が突然来たが撮り逃す。残念。

久々の駅撮り
相模湖へ移動。下り貨物を狙う。

ここで、国府津で103系+113系の廃車回送があることを思い出し
道路地図を開き、走行ルートを検討。
相模湖まで移動して、県道で太平洋側へ抜けるルートを決定。
かくして、途中相模湖で下り貨物を撮るために、AM10:00頃離脱。
大月インターから中央自動車道へ流入。
途中談合坂(だんごうざか)サービスエリアで休憩を取り、

談合坂SA
外は静かでしたが、中は意外にもにぎわっていました(10:16)

相模湖インターで高速道路を降りる。
AM10:43、相模湖へ到着。市営駐車場へ入庫。
30分間は無料、以降は一時間ごとに100円とのこと。
都会に比べれば全然安い駐車料金。

相模湖駅
バスの発着場がありました(10:49)
かなちゅう
神奈川中央交通の前部可動ステップ車(10:49)

AM11:20頃まで入場券で入場して、相模湖駅で撮影。
下り貨物を含めて数本列車を撮影。

傾きをチェック
まず後追い 傾きはなく調子は良好のよう(10:57)
EH200-1
2089列車は運良くブルサン初号機!(11:04)
山中
上に見えるのは中央自動車道(11:07)
絶好の後追い編成流し
ISO200 F13 1/100sec ばっちり決まった(11:07)
M2編成
特急待避のため中線へ入った(11:08)
いつまで残るのか
次第に115系スカ色も
貴重となって来るであろう(11:09)

トンネルを抜け疾走
あずさ13号の通過。美しいカーブ(11:16)
横顔
気が付けば無意識に撮っていた(11:19)

相模湖駅では下り列車の撮影をした。
駅舎側の一番南側のホーム、東端で撮影したが、
立ち位置を変えることで、編成主体の構図になったり、
トンネルと編成が入る構図になったり、
後追いで流したり、止めたり、中線へ入る列車をズームを調整して撮ったり、
停車した列車を撮ったりと、変化に富んだ撮影ができる。
満足して相模湖駅を出る。

峠、ひた走り
相模湖から秦野へ、急坂急カーブの連続。

相模湖畔へ移動。景色を撮る。

相模湖
昭和15年(1940)に起工され、昭和22年(1947)に
できたという、全国初の河川総合開発事業とのこと
発電用水、灌漑用水、生活用水としての役割を果たす
(11:29)

相模湖
釣り人たちが釣りに興じていた
湖畔は美しく整備されている(11:29)

ボールの入った穴の点数遊び
こういう観光地のゲーセンは得てして
古い機械が多い 懐古的な雰囲気が
香ばしくてたまらない
これはスマートボール(11:31)

3000番台
電車でGO!3000番台がひっそりと動いていた
プレイはしなかった(11:31)

?

ボールを投げさせて、
景品をプレゼントしたのだろうか(11:31)

空虚感
この淋しい空虚感がまたいい(11:32)


AM11:40頃相模湖畔を出発、国道412号線、413号線を経て
神奈川県道70号線を走行。辺りにはキャンプ場が点在し、
常に1車線分の幅の、非常に険しい峠道で、
とてもカーブが多く、約25kmの道のりであるが1時間走行を強いられる。
何回か困難なすれ違いを経験する。
初心者にはとてもオススメできない道だった<おまえ初心者マークだろ
秦野(はだの)へ抜ける。国道246号線を経由して国府津へ。
駐車場が満車のため、沿線を走りつつ駅を伺う。

国府津人混み狂騒曲
国府津駅は鉄道ファンがたくさん集まっていた。

国府津駅は103系+113系の廃車回送を待つ人々が集っていた。
ひとまず来ていない模様。国府津車両センターへ移動して、様子を見ると
先客が1名。まだ発車していないとのこと。

国府津車両センター
左はるか向こうにいました(13:59)

国府津駅へ再び戻り、運良く空いていた
有料駐車場へ入庫し入場券で国府津駅へ入場。
廃車回送が来る。

遠い
元絵 遠すぎる(14:44)
切り取るしかなかった
トリミング 480mm相当(14:44)
劣
前の人にかぶる パンタが切れる(14:44)
混じる
めったに見られない異色の混結(14:44)
最後の旅立ちを前に
幕を抜かれ向こうが見えた(14:46)
ワムワムワム・・・・・・・
3461列車 33両でした(14:53)

ざっと50人〜70人ぐらいが各ホームに散らばって撮影していた模様。
自分も撮影者ながら、正直異様な光景に見えた。苦笑を隠せなかった。
その中、好アングルを得られず、微妙な絵となる。
どうも、人が多いと撮影に集中できない。
雰囲気にやられた模様。
西湘バイパス・真鶴道路旧道・熱函道路経由で帰宅。
非常に疲れた。

−完−

06/05/01 初版

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