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東京 前日23:43 - 6:53 大垣
東海道本線 391M 快速ムーンライトながら
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朝の目覚めは微妙な気持ちだった。
既に名古屋近くまでながらは来ており、名古屋で降りるか、
大垣まで乗り通すか、選択を迫られることになった。
結局、大垣まで行くことにした。
名古屋で10分ほどの停車があり、大垣に向けて発車。
全車が自由席となるため、向かいの空席に座り、壁に寄りかかるようにして眠る。
起きると、ながらは穂積を過ぎており、まもなくして大垣へと到着。
さらに西へ向かうわけではないので、大阪方面の列車への乗り換えの列に合流することなく、
一番最後に車内を出て、大垣駅ホームへと降り立った。
乗り換える乗客多数。折り返す乗客少数。(6:54)
といっても、自分は最後に降車した2号車の乗客ではなかった。
車内を撮りたかったが、到着後も眠る乗客がいて撮れなかったからである(笑)
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大垣 7:05 - 7:18 岐阜
東海道本線 2300F
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殺伐とした車内の、網干行きを横目に、683系投入の7:00発のホームライナー大垣2号を撮り、
7:05発の快速金山行きに乗る。
ホームライナー大垣2号。 空が明るいながらも雪の降る中の発車待ち。(6:58)
なんと前回の名古屋旅行以来久しぶりの117系に乗ることができ、快適な車内を過ごす。
高架駅舎と化している岐阜駅に到着、真新しい駅は通勤客でにぎわいを見せていた。
新しさを感じさせるJR東海岐阜駅でした。(7:27)
名鉄岐阜駅に用事があったため、徒歩で町並みを歩いて名鉄岐阜駅へと向かう。
途中、名鉄岐阜市内線を見ることができた。朝の時間帯のためか、
廃止目前の写真を撮る人たちはとても少なく、歩道から走り抜ける車をかいくぐって
岐阜市内線の撮影をすることができた。
別れの時は近づいている。(7:50)
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朝の時間は通勤通学客で一杯でした。 この時間帯だけ見ればとても廃止するとは思えなかった。(7:50)
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名鉄岐阜 8:12 - 8:40 名鉄名古屋
名鉄名古屋本線 特急 84
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名鉄岐阜駅で、用事を済ませ、せっかくなので名鉄岐阜駅から、
名鉄名古屋駅まで特急に乗車することにする。
集合予定の参加者は、MMM12さんをのぞいて、集合が完了しているという
メールが携帯電話に届いていた。一安心。
だが、次の乗車予定の列車は、名古屋を8:41に出発する関西線の列車。
時刻を調べたところ、この列車には間に合わないことがわかり、
急きょ車内で、代替え策を練る。
関西線後続の、急行「かすが」で、桑名に9:14到着、
参加者たちが乗車した普通列車に追いつけることとなり、
青春18切符使用から離れ、運賃+急行料金を支払うことになる。
名古屋に近づき、MMM12さんの名古屋待ち合わせが
遅れているというメールが携帯電話に入る。
予定の列車に乗車できなかった場合は、待ってもらうよう、
また、彼と待ち合わせできた場合は、自分以外の参加者には予定の列車に
乗ってもらうようにメールをしておく。
やきもきした気持ちのまま、通勤客を大量に乗せた状態で
名鉄名古屋駅へ到着。せわしなくJR名古屋駅へと小走りで向かう。
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名古屋 8:55 - 9:13 桑名
関西本線 201D 急行かすが
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名古屋駅11・12番ホームへあがると、他参加者一同の姿はなく、
早速参加者に携帯電話でメール連絡を入れる。
すると「無事、予定通り乗車できました」とのこと。
ほっと、胸をなで下ろす。
乗り換え中に突然来たので、雪の舞う中撮りました。
EF66 54+無動力EF66 100番台1次車。車番不明(8:47)
入線しているキハ75には乗客の列ができており、
扉が開くと、どっと乗客が乗り込んでいく。
そのうち、3扉の真ん中は締め切り。
開かない扉に困惑している、外国人の方がいたので
片言の英語でドアが開かないことを、ジェスチャーを交えて伝える。
「Don't open this door! 2 door only.」
"2 door only."とは、今考えてみればなんと乱暴な英語だったことか(苦笑)
それでも、相手はわかってくれたようで、「Thank you.」
笑顔を見せながら、開いている扉から乗り込んでくれた。
車内はほぼ完全に着席、数人の立ち客が出た状態で急行かすがは名古屋を発車した。
まもなくして、車掌が検札に来て、運賃と急行料金を払う。
沿線は列車の車庫や、機関車が時折見えて、気分が高揚してくるのを感じる。
乗客はほぼ着席の90%位乗っていました。(9:10)
名古屋に旅行で来ているんだな、と改めて実感する。
19分の車内はあっという間、せわしく桑名へ到着する。
桑名到着直後撮りました。(9:13)
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桑名 9:43 - 9:59 塩浜
近鉄名古屋線 急行 931
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桑名へ到着すると、YOさんを始めとした集団の影が向こう側のホームに見えた。
こうして、主催者は遅れて、参加者の面々と顔を合わせることとなった。
この日の参加者は、まるこめさん・YOさん・313-3001さん・MMM12さん・自分の5人だった。
桑名駅での乗り換えに余裕があったので、初撮影となる近鉄の撮影をしてみる。
近鉄列車の撮影は初めてだったりします(9:34)
そうこうしているうちに急行列車がやってきたので、塩浜まで乗車することにする。
最後尾に乗車し、しばし会話が弾む。10分強の移動で、塩浜へと到着。
塩浜へ降り立つと、そこには、タンク貨車の世界が広がっていた。
はうあっ!(10:12)
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ビスタカーの通過。(10:02)
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青空が広がっていたが、風が寒く、なんと雪が降っていた。寒い・・・・・。
その中、果敢にも、塩浜駅周辺を歩いて回るという小散歩を決行、
タンク貨車を間近で見られる、貴重な機会となった。
諸般の事情により、貨物駅を横切る橋を回避して、さらに北へと歩いていくと、
撮影によい踏切があった。ここで、貨物の入れ換えや、近鉄列車を撮る。
参加者たちにとってもよい経験となったようである。
塩浜にて |
液化塩素貨車タキ5450のサイドビューを 気合いで収めました。(10:21)
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静岡県では地元系CMで有名な植物活力剤 ”HB−101”(エイチビーイチマルイチ)
なんとここが(株)フローラ本社だった!(10:24)
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端へ上る階段の中途から、 タンク車の群れを見渡す。まるで牧場(笑)(10:30)
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すれ違うアーバンライナーが 流しのスピード感を演出する。(10:36)
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団体専用列車”楽”の登場。(10:50)
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重連が堂々と貨物の入れ換えを行います。(10:51)
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塩浜 11:47 - 12:03 桑名
近鉄名古屋線 急行 1134
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塩浜からは、再び四日市へ移動するべく、近鉄に乗って桑名駅へ戻る。
三岐鉄道(さんぎてつどう)の元西武車。 移動中での撮影。(11:55)
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桑名 12:38 - 12:52 四日市
関西本線 1325G
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工事臨時列車のようです。 桑名での乗り換え待ちに突然やってきました。(12:23)
桑名からは、関西線を使って四日市へと向かう。
車両は地元でもおなじみの313系3000番台だった。
四日市停車直前に、タキの大群が見えた。これは期待できそうである。
四日市へと到着すると、赤更新色を含めた3台ものDE10が我々を迎えた。
そして、見慣れない1両の気動車がホームに止まっていた。
時刻表を見ると、どうやら「伊勢鉄道」らしい。
第3セクター化されたが、伊勢方面へ短絡できるため、
快速みえやワイドビュー南紀の通行により、
数少ない黒字路線である、伊勢鉄道である。
そして、雲が映える晴れ空の中、通過していく快速みえや、DE10、
側線へ滑り込んできたDD51のセメント列車を撮ったりする。
四日市にて |
架線が無くてスッキリしています(12:54)
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DE10 1748が黄タキをバックに停まっていました(12:56)
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伊勢鉄道イセIII型。独特の名称である。(10:24)
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DD51 891。名古屋圏では数多く見られるDD51(12:58)
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セメント列車の入れ換え。 列車番号は5284列車(13:06)
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セメントの作業跡が白い色を残す。(13:08)
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そろそろ、食事をしようと言うことになり、駅にとどまる人、
町へ昼食を買い出しに行く人の数名に分かれて、
自分は数人を引き連れて、四日市の町を歩く。
四日市にて |
亀山で色がハッキリ別れます。JR西日本路線(13:11)
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エルガミオと思ってカメラを向けたら スーパーエルガでした_| ̄|○ (13:13)
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手軽なコンビニを探して、町を歩くが、なかなかコンビニが見つからない。
町の交差点の角で、バイクに乗った地元の方らしき人に、近くにコンビニはありませんか、と聞く。
すると、指さされた踏切のある方向に、コンビニがあるとのこと。
丁重にお礼をして、一同コンビニへと急ぎ足で向かう。
商店のような、地元系コンビニで、おにぎりを10個前後買い込み、四日市駅へと戻る。
コンビニを出るとすぐ近くの踏切が鳴り出した。
四日市に停まっていた、貨物列車が動き出した。さっきのセメント列車だ!
富田へ向けて返却される空セメントタキ。(13:26)
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一同、カメラを構えての撮影、さて各自のできばえはいかに?
ゆっくり歩いて四日市駅へ戻ると、ちょうどワイドビュー南紀5号が到着し、出発していった。
化学コンビナート密集地の四日市(13:40)
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四日市 13:45 - 14:27 名古屋
関西本線 314G
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四日市から名古屋駅へと、四日市始発の列車で戻ることにする。
車内で、四日市で手に入れた昼食を分配した。
”ばくだんおにぎり”もあった(謎、さて、誰が食べたやら。
さっきのセメント貨物はこのカマに付け替えられ、 三岐鉄道・東藤原へ運ばれます。(13:50)
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名古屋 14:51 - 15:01 稲沢
東海道本線 163F
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名古屋駅で東海道本線へ乗り換えて、稲沢へと向かう。
目的は、稲沢機関区にいるカマたちである!
稲沢駅へと降り立つと、数々のカマたちが一行を快く迎え入れた。
この昼過ぎの時間は、東海道本線の下りが順光となり、
多くの列車が通るため、撮影の機会に困ることはなかった。
上り列車も、後追いなら無理なく撮れる角度、好撮影地である。
稲沢にて |
貨物A更新色のDD51 875。(14:45)
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原色のDD51 1029。(14:46)
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貨物更新色のプラレールEF66 34。 柱の空間ギリギリの撮影です(14:47)
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原色のEF64 71を先頭とした重連が通って行きます。(14:52)
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重連の後追いはEF64 33でした(14:52)
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休車なのでしょうか?色あせている ような気もします、EF64 28(14:55)
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DD51 823。必死こいてDD51を撮り集めます(笑)(14:57)
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特急はくたか しらさぎです。後追い(15:06)
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普通列車でも転換クロス。 名古屋圏がうらやましいです(15:11)
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原色のDD51 832がやってきました。 一瞬さっきの823号機と見間違えました(15:18)
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稲沢で、MMM12さんのデジカメのバッテリーは切れてしまい、
彼は鉄道関係の本を読んでいた。
途中、駅から出場して、お金をおろす。
一般銀行のATMがメンテナンス中で、使えなかったので
隣にある郵便貯金のATMで一般銀行扱いの預金で下ろした。
撮影途中で、313-3001さんが離脱、長い道のりを沼津まで目指すとのこと。
ご苦労様である。
各自、撮影に夢中となり、撮影は16時過ぎまで、延々と続いた。
稲沢にて第2部 |
さっきの832号機が作業員を従え、入換中です(15:43)
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特急ひだの後追いです。 ディーゼルの排気で車体まわりの空気が揺れます(16:01)
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いつまでも、非貫通側が撮れません(苦笑)(16:02)
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原色は少なくなってくるのでしょうか。 DE10 1503です(16:04)
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DD51重連が夕日はじめの光に照らされます。
DD51 889+車番不明です(16:06)
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稲沢 16:13 - 16:16 清洲
東海道本線 192F
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次は清洲へ移動して、下っていく貨物列車を撮ろうと試みる。
清洲へ着くと、ホーム西端に二人の地元人らしきカメラを持った人たちが。
自分たちが来るやいなや、すれ違っていった。彼らは下り列車でまもなく移動していった模様。
このころから、風が冷たく、一行はカイロでもないかなと、寒さに震えていた(苦笑)
参加者のみなさん、ごめんなさいm(__)m
清洲は、旅客線が島式ホームとなっており、
貨物の通過線、留置線が併せて3,4本ほど、山側に配置されていた。
駅舎自体は小さい作りだった。
上り列車は、あまり編成が収まらず、前面を撮るのが精一杯と言うところ。
寒さに震えながら、貨物列車を待つと、やってきた南松本からの下り、
5870石油返空列車は美しくも貨物更新色のEF64 0番台重連だった(^^)
続いて、上り貨物2070列車、さらにDD51の単機が撮れ、
寒さから避難する、ということで、行程を繰り上げて名古屋駅へと戻った。
清洲で撮影 |
5870列車は、どちらも貨物更新色での重連(16:33)
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本線の撮影は縦撮りが精一杯。または超広角で広げるか。(16:34)
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EF66 115牽引の2070列車。傾きました・・・(16:37)
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題「夕光とコンテナと撮影者たち」(16:38)
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清洲 16:46 - 16:54 名古屋
東海道本線 196F
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愛知万博初日という混雑の中、思い思いに名古屋駅で撮影を行う。
自分はエキスポシャトルの211系LED幕や、静岡運転所から貸し出された
113系のL28編成などを撮っていた。だんだんと日が暮れていく。
18時が近づき、この日の参加者と別れ、最後は関西本線で帰っていくMMM12さんを見送った。
見送った列車の向こうのホームには・・・・・
ちょうど、名古屋に戻ってきたL28編成が発車を待っていた。
三脚を立て、絞りは開放F2.8 1/4秒のスローシャッターでその姿を収める。
特急ひだやエキスポシャトルを撮り、駅を出てホテルへ。
名古屋の夜 |
エキスポシャトルの211系捻出に伴い 静岡から貸し出されているL28編成が 中津川運用されます(19:06)
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これがエキスポシャトル。編成長いです(19:13)
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幕を表現するか、車体を表現するか悩みました(19:18)
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色の差が穏やかで、キレイに写りました(19:36)
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撮影を引き上げて、地下鉄を乗り継ぐこと伏見駅から歩いてホテルへチェックイン。
いったん外へ出て、飲みに行く(笑)
居酒屋 和庶(わっしょ) |
とりあえず、飲む(笑) 王祿(おうろく)という純米吟醸酒でした(21:40)
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大阪に向かったYOさんと 白熱したやりとりがかわされたそうな(22:17)
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地酒と地鶏料理で今日の夜は更けていき、ほろ酔い加減。
ホテルへ戻り、画像をデジカメからPCへ転送して眠りについた。
おやすみなさいませ(22:50)
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− 完 −
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